MBSの深夜番組「オトナ度ちょい増しTV~おとな会」。
明日は今日より少しステキな大人になる、というそんな知的好奇心バラエティ番組で、今回のテーマは
「おとななら革靴と上手に付き合おう」でした。
職業柄、毎日のように革靴を履いている方もいらっしゃると思いますし、逆に欲しいとは思いつつも手入れの面倒臭ささから敬遠しちゃってるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、ちゃんと革靴との向き合い方を知れば、楽しく履いていくことができるようになれると今回この番組を通して感じました。
<革靴と上手に付き合う方法>
①同じ靴を2日続けて履かない
最低3足でローテーションするのが理想です。
1日に両足でコップ1杯ぶんの汗をかくと言われています。
乾くのに2日かかるので、最低3足は必要になります。
②脱ぎ履きの時は必ず靴ひもをゆるめる
靴ひもをゆるめず無理に脱ぎ履きすると靴に余計なダメージを与えます。
③履かない時には必ずシューキーパーを入れる
靴のシワを伸ばし形を整えます。
木製のものは汗も吸いやすいです。
番組の前半は創業115年の老舗の靴屋さん、「株式会社リーガルコーポレーション」を紹介していました。
ここで作られた革靴は丈夫で長持ちし、全国に150店舗と多いのでメンテナンスの相談などにも応じてもらいやすいです。
後半は「靴磨き職人」について学びます。
靴磨く職人の名前は石見豪さん34歳です。
大阪市中央区で「THE WAY THINGS GO」というお店を構えておられ、独自の磨き方を常に追求されています。
全国からは月300足の依頼が舞い込む人気店です。
靴の磨き方は独学で覚え、石見さんオリジナルの靴の磨き方があります。
<石見流靴の磨き方>
①ワックスを全部落とす。
古いワックスが蓄積される革が固くなりヒビ割れの原因になるので、きれいに落としてしまいます。
②保湿クリームをたっぷり指で塗り込む。
③豚毛のブラシで毛穴へと力強く浸透させていく。
④ワックスを指で少量ずつ重ねて塗り込む。
一般的には輝きやすいようにフタを外し1週間程度乾燥させ、固くなったワックスを使います。
ですが石見さんは、ほとんど新品で使う方が輝きの持続力が長いと分かり、独自の方法でやっています。
↓ 石見さんが使っているワックス
ワックスを指で塗る職人はめずらしく、コツは何万足という経験を積んでいかないと分からないそうです。
⑤布にわずかな水をつけて鏡面磨きをする。
↓ 石見さんは指に取り付ける便利そうなクロスを使っていました
磨き上げた靴はインスタグラムで紹介しているそうです。
フォロワーさんも1万人超えで、世界中から反応があるそうです。
靴磨きの様子をみていると、なんだか面白そうに見えました。
私も1度挑戦してみようかな!
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