セスキ炭酸ソーダと重曹、同じアルカリ性ですし、一見似ています。
ですが全然違うんです。
酸性の汚れに効果的だという面では一緒ですが、まずpHに違いがあります。
セスキ炭酸ソーダ pH9.8
重曹 pH8.4
セスキ炭酸ソーダのほうがアルカリ性が重曹よりも強いのです。
9.8と8.4、1くらいしか数値が違わないと思いますが、実はこの1がとても大きな1なのです。
1違うだけで水素イオン濃度が10倍違ってくるのです。
そのぶん汚れを落とす効果も10倍強くなっているということなのです。
他には、重曹には入っていない「炭酸塩」(炭酸ソーダ)の性質が加わっています。
重曹よりも強いということですよね。
重曹よりも水に溶けやすい。
→スプレーとして使用しやすい。
→重曹のように研磨作用には期待できない。(ペースト状にはならない)
→洗濯に利用しやすい。(血液の汚れ落としに便利)
研磨作用を利用したり、手荒れが心配な方には重曹の方がよいかもしれません。
でも、頑固な油汚れを少しでも簡単に取りたいと思ったらセスキ炭酸ソーダは便利な存在です。
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