今回は3本立てのスペシャルでした。
その中に「汚れ」についての講座があったのでこちらでも紹介します。
主婦1000人にアンケート調査「あなたが悩んでいる汚れは何?」
①換気扇の油汚れ
②部屋のホコリ
③風呂場のカビ
これらの汚れを科学の力を使って落としていきましょう。
「換気扇の油汚れ」
◎換気扇の働き
①調理をすると煙やにおいが出る
②プロペラを回転させて空気の流れを作る
③空気の流れにのせて煙やにおいを外に出す
◎科学の力で原因究明
①換気扇が油で汚れる原因は?
調理をすると煙が出ます。
その煙の中に油が入っているのです(油煙)。
水と同じで一定の温度になると油も一緒に蒸発していきます。
肉眼で見える煙以上に油煙は大量に出ています。
②換気扇の周り(壁・床・冷蔵庫や調味料棚など)が汚れる原因は?
換気扇が汚れると、油煙を吸い込むパワーが低下します。
吸い込み切れない油煙がキッチン中に広がってしまっていたのです。
③汚れが落ちにくい原因は?
換気扇を作っているプラスチックの主な原料は石油です。
性質が似た物質同士は結合しやすいので、換気扇には油がもともと付きやすく、落ちにくいのです。
時間がたつほど汚れは落ちにくくなります。
それは時間経過と共に科学的に変化して別のものに変わっているからなんです。
汚れ自体がパワーアップしているのです。
◎科学の力で予防する
【換気扇周りの油汚れ予防法】
①調理の5分前に換気扇を回す
一般的な家庭には’’第三種換気システム’’というのがあります。
これは、換気扇によって排気が行われると出た空気の量だけ新しい空気が入るというものです。
調理の前に空気の流れを作っておけば、より換気扇に煙が流れていくようになります。
②調理後もしばらく換気扇を回す
調理後すぐ消してしまうと、フライパンや料理からも油煙が出ているため。
◎科学の力で解決する
【科学的掃除法】
①厚手のビニール袋に換気扇を入れる。
②その中に約50度のお湯、食器用洗剤を入れつけ置きする。
食器用洗剤はお湯に入れることで、頑固な油汚れを落とす効果が期待できます。
③15分放置。
④使い古した歯ブラシでこする。
⑤水洗いして、乾いた布や雑巾で拭き取る。(この部分は番組内ではやっていませんでした)
【お湯に洗剤を入れるメリット】
①油汚れは高い温度で液体化→落ちやすいサラサラの油になる
②洗剤の化学反応が速くなる→油汚れを落とす分子の働きが活発になる
この方法は換気扇にとどまらず、油汚れのひどいものを掃除する際に使える技ですね。
続き→
部屋のホコリ・風呂場のカビ
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