バスタブ掃除では、今まで「重曹」や「クエン酸」を使った掃除方法を紹介してきました。
重曹でバスタブ、お風呂のフタ掃除
今までに紹介してきた掃除方法でも十分なのですが、バスタブの素材によって掃除方法を変えるとより効率的でキレイなバスタブになります!
<FRP>
ユニットバスに多い樹脂系の素材。
傷がつきやすく、傷の部分に汚れが入り込むと取りにくくなってしまう。
①重曹水を吹き付けてスポンジでこする。
重曹水スプレーの作り方
②水で洗い流す。
なかなか取りにくい汚れがあった場合は、
①濡らしたスポンジに粉末の重曹を付けてこする。
②水で洗い流す。
<ステンレス>
サビや傷に強い。
他の金属の物を触れさせていると、もらいサビになる恐れがある。
①重曹水を吹き付けてスポンジでこする。
②水で洗い流す。
水垢が目立っていたらクエン酸水を吹き付けてこすると取れやすくなります。
クエン酸水の作り方
<ホウロウ>
金属の表面にガラス質を焼き付けて作ったもの。
カビや汚れに強いが、衝撃にはやや弱い。
①重曹水を吹き付けてスポンジでこする。
②水で洗い流す。
ホウロウは汚れが落としやすいので、軽い力で磨けばOKです。
<タイル・石>
丈夫だが、衝撃によっては割れやすい。
表面がまっ平ではないので、汚れが付きやすい。
①重曹水を吹き付けて、タワシや堅めのスポンジでこする。
②水で洗い流す。
なかなか取れない汚れがあった場合は、粉末の重曹をつけて磨くと良いでしょう。
タイルとタイルの間や石と石の間などタワシやスポンジが入りにくい場所は、使い古した歯ブラシなどで磨くときれいになります。
<人工大理石>
人工的に作られた大理石風の樹脂素材。
傷や汚れが付きにくい。
①重曹水を吹き付けてスポンジでこする。
②水で洗い流す。
<木>
傷やヌメリ、黒ずみ、カビが付きやすい。
①柔らかいスポンジでこすり、水洗いする。
②仕上げにクエン酸水スプレーを吹き付ける。
クエン酸水の作り方
③水気を拭き取っておく。
取れない汚れがあった場合は、中性洗剤を薄めたものを使って磨くと取れやすくなります。
木材の重曹での掃除は、黒ずみの原因になるので使用しないようにしましょう。
木材はカビが生えやすいので、掃除をし終わった後は水分を拭き取っておきます。
そして、浴室の換気は忘れずに行いましょう!
<クロムメッキ>
丈夫だが、酸やアルカリに弱い。
①中性洗剤を薄めたものを付けて、スポンジでこする。
②水で洗い流す。
酸性であるクエン酸、アルカリ性の重曹を使って掃除が出来ないわけではないですが、もし使用した際はよく洗い流すようにしましょう。
ほとんどの素材が「重曹」での拭き掃除で対応できるものです。
ですが中には、木やクロムメッキのようなものもあるので注意しましょう。
ホームセンターなどの掃除グッズが売っているところへ行けば、バスタブの素材に合わせたスポンジが売っていたりします。
これは100円ショップでも購入できますので、いろいろ試しに使ってみても良いかもしれませんね。
↓ 柄が付いていれば腰に負担をかけずに掃除ができます
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