家の中には必ずある「壁」。
汚れを拭き取るのになんでも水拭きをすれば良いというわけではありません。
壁にもお家によっていろいろな材質があるので、それに合わせた正しい掃除方法が必要です。
<ビニール>
よく賃貸の部屋にある壁です。
①水拭き後に乾いた雑巾で拭き取る。
表面に凹凸のあるものや発泡加工したものはあまりゴシゴシこすらないように注意しましょう。
凹凸についたこびりついた汚れは使い古した歯ブラシなどでやさしくこすると取ることができます。
<布>
布の壁紙は高級感があり、ホテルや結婚式場などで見かけます。
①半乾きの柔らかい布(コットンやマイクロファイバーなど)で軽く叩くように汚れやホコリを落とす。
これで取れない汚れは文具用の消しゴムでこすりましょう。
毛羽立たないようにやさしく行いましょう。
<しっくい(漆喰)>
近頃ではおしゃれなカフェや雑貨店などの内装でも使われています。
簡単に自分で塗れるものもあり、利用しやすくなりました。
①消しゴムで軽くこする、または硬くしぼったぞうきんで軽く叩くようにして拭き取る。
落ちにくい汚れには、目の細かい(400番くらい)紙やすり(サンドペーパー)でやさしくこする。
紙やすりは番号が大きくなるほど目が細かくなります。
<土壁>
古民家などによくある壁。
①掃除機でほこりを吸い取る。
②目立つ汚れには硬くしぼった雑巾で叩くように拭き取る。
壁が水分を吸わないように手早く行いましょう。
<紙>
①耐水性のあるものは硬くしぼった雑巾で水拭きする。
そうでないものは、ハタキや掃除機、乾拭きでホコリを取りましょう。
水を吸収しやすいので水拭きはやめておきます。
水を吸い込むとシミになってしまうかもしれません。
どうしても落ちない汚れは文具用の消しゴムでやさしくこすってみましょう。
<和紙>
紙よりはじょうぶですが、基本的には紙と同じような扱いでよいでしょう。
ハタキや掃除機、乾拭きでホコリを取りましょう。
なかなか取れない汚れには、
①硬くしぼった雑巾で叩くようにして汚れを拭き取る。
毛羽立てないように、できるだけ濡らさないように気を付けましょう。
今やいろんな素材の壁紙が出ており、自分でも簡単に張り替えることができるので、インテリアとして楽しむ幅が広がりました。
ですがちゃんとお手入れ方法を知っておき、きれいに長持ちさせられるようにしましょう。
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