NHKの朝の人気番組「あさイチ」。
ほぼ火曜日は宮下純一さんの「スゴ技Q」です。
今回のテーマは
「驚き!アルミホイル徹底活用術」を紹介します。
◎銀製品がアルミホイルでピカピカ!
思い出のアクセサリーやスプーンやフォークなどのカトラリーなどで銀製品をお持ちではないでしょうか。
銀製品はしだいに黒ずんでしまって、買った当初のような輝きはなくなってしまいます。
その輝きを取り戻すために、
「お鍋」「水」「アルミホイル」「塩」
を使ってピカピカにします。
①鍋にアルミホイルを敷いて、水を加える。
鍋底だけに敷くのではなく、お鍋の内側を全部覆うようにして敷きます。
アルミホイルがお鍋の外にはみ出すと、吹きこぼれの原因になります。
②そこに塩を入れる。
目安は銀製品1つに大さじ1程度。
③火をつけて、沸騰させる。
④沸騰したら弱火にし、銀製品を入れる。
⑤10分程煮込んだら、取り出して布などで拭き取る。
煮込んでいる間、銀製品から小さな泡が出たり、硫黄っぽい臭いがしたりします。
拭き取ったらピカピカになっています。
銀製品がなぜ黒ずんでしまうかというと、置いているうちに空気中の硫化水素と反応し、時間と共に硫化銀となっていきます。
この硫化銀が「黒ずみ」です。
塩を入れて加熱すると、アルミホイルからアルミニウムイオンが発生し、それが硫化物イオンと結びつき硫化銀を分解してくれます。
これによって銀は輝きを取り戻すのです。
◎排水口のヌメリ予防
台所の排水口のヌメリ。
お掃除するのも嫌ですよね!
ですが「アルミボール」を排水口に入れておくだけでヌメリを予防できるのです!
「アルミボール」
アルミホイルを丸めて作ったもの。
表面積が大きいほど効果的なので、緩く丸めて2個以上入れるのがオススメです。
実際実験したところ、アルミボールを入れた方が、入れないよりも雑菌の数が8分の1に抑えられたということが分かりました。
これは金属イオンの働きによってなんです。
金属には殺菌・抗菌作用があります。
金属イオンがヌメリを防いで、雑菌の繁殖も防いでくれます。
このほかにもアルミホイル活用法がいろいろ紹介されていましたので、ざっくりとですが紹介します。
◎アルミホイルで時短弁当
トンカツ作りには「アルミホイル」「フライパン」「小鉢」を使います。
アルミホイルで小鉢(番組内ではそば猪口みたいなのを使っていました)の型を取り(小鉢の中にアルミホイルを入れてその小鉢の形にする)、その型をフライパンの上に置いて、油を入れて揚げ物をします。
その揚げ物をしているまわりで他のおかずを作ることができるので時短になるんですね。
◎アルミホイルでおにぎりがふんわり!
おにぎりはラップで包む人が多いのですが、アルミホイルで包んだ方がおいしく食べることができます。
ポイントはアルミホイルを「くしゃくしゃ」にして包むことです。
くしゃくしゃにすることで、接地面が少なくなりご飯とくっつきにくくなります。
そして適度に水分も逃げるので、ご飯がべたつきにくくもなります。
さらにくしゃくしゃにしたアルミホイルに塩水を塗るとさらにご飯とくっつきにくくなるそうです。
↓ おにぎりを包む用のホイルがあるんです!!
◎アルミホイルでより美しく!
写真を撮るときなどに、アルミホイルをレフ板(撮影現場で使われる、光を反射させ被写体に当てることでキレイに写すようにするもの)のようにして使い、顔に光を当てることで、顔色が明るくなり、シワなども目立たなくなりキレイに写ります。
「アルミホイルレフ板」は、A4の厚紙2枚をつなげて貼って見開きのようにしたものに、くしゃくしゃにしたアルミホイルを貼りつけたものです。
クシャクシャにした方が光が乱反射して、きれいに映るようになります。
2つに折り畳めば、鞄に入れて持ち運ぶこともできます。
◎アルミホイルでお肉が変身!
お肉などをアルミホイルに包んで冷凍することで、発泡スチロールのトレイ+ラップに入れてあるお肉よりも早く冷凍することができます。
早く冷凍できればできるほど、解凍した際にうまみ成分が逃げ出しにくくなります。
解凍する際も、三重にたたんだアルミホイルの上に置いておく方が、発泡スチロールトレイの上よりも早く解凍することができます。
銀製品の黒ずみ取りやヌメリ取りもお金をかけずにできる技で良いと思ったのですが、今回1番の心に響いたのはおにぎりでした。
いつもラップに包んでいる派だったので、明日からはアルミホイルにします!!
水分でごはんがべちゃっとなってるのが嫌だったので嬉しいです。
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