NHKの「5分でガッテン」
今回はフローリング掃除について教えてくれました。
フローリングは掃除がしやすく、じゅうたんや畳にくらべダニのつきにくいものだと安心している方多いのではないでしょうか。
ですが、実はそんなフローリングだからこその落とし穴があるそうです。
ダニのアレルゲン量基準値を厚生労働省が定めています。
フローリング 1㎡あたり 5ナノグラム以下
という数値であればアレルギー発症の可能性は低いとされています。
毎日掃除機をかけ、雑巾がけをしているお宅でフローリングのダニアレルゲンを採取した結果。
ダニアレルゲン量は基準値の46倍という結果が出ていました。
ということは、なにかお掃除方法が間違っているということなのでしょうか。
いろんな掃除方法で室内のホコリの取り残しを調べた結果がこちらです。
掃除機&ワイパー 取り残し量 55mg 掃除時間 3分40秒
掃除機&雑巾 48mg 6分58秒
掃除機 56mg 6分55秒
ワイパー 33mg 4分5秒
なんと一番手軽に行なえるフローリングワイパーのみの掃除が一番ホコリを取り除いていたという事になります。
なぜこういう結果になったかというと、やはりポイントは「掃除機を使わないこと」のようです。
特殊なカメラで掃除機をかけているときの様子をみると、排気でホコリが空気中に舞い上げられていることが分かります。
掃除機をかけ始めると空気中のホコリの量はどんどん増えていき、かけ終わると次第に下へ落ちていき少なくなってはいきますが、1時間は空気中にとどまっているそうです。
掃除機をかえたあとに、ワイパーや雑きんがけをしても、ホコリは空気中をただよっているわけですから、あまり効果がないということですね。
ワイパーで拭き掃除をした場合は、空気中のホコリの量は掃除機の半分くらいで済んでいました。
究極のフローリング掃除の方法
①フローリングワイパーで拭き掃除。
②掃除機をかける。
細かいホコリを先に拭き取り、仕上げに髪の毛や砂埃などのゴミを掃除機で吸い取ります。
この方法でホコリの取り残し量が24mgと1番少ない結果が出ました。
掃除機と拭き掃除の順番を変えることがポイントなんですね。
ちょっとしたことで掃除の効果とは変わるものなんだという事が分かりました。
これなら別に順番を変えるだけですから、特別手間なわけではありませんし、すぐに今日からでも実践することができますね。
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