ホームセンターやスーパーマーケットなどのキッチンや掃除コーナーに行くと、「不織布」という言葉を結構見かけます。
これは「ふしょくふ」を呼び、言葉の通り織らずに作った布状のもののことを言います。
製法はいろいろで、圧力をかけたり、機械でからませたり、化学的な方法を使ったりして作られています。
なぜこれがキッチンや掃除の製品に向いていて、よく使用されているかというと、不織布は通気性、ろ過性、保温性が優れています。
そしてなりよりコストが安いことです。
それらの利点をいかした商品として、レンジフードフィルターや換気扇フィルターがあります。
これらは必ず汚れるものですから、定期的に取り替える必要があるので、コストの安い不織布だと経済的ですよね。
そして汚れはしっかりからめとり、通気性が大事な製品です。
他にも掃除機の紙パックにも使用されています。
これも定期的に取り替えるものですから、コストの安さと通気性は必要です。
デメリットでいえば、耐久性が弱いので何度も繰り返して使用することにはあまり向いていません。
ですが、そのぶんコストが安いので使い捨てものには便利に利用されています。
フローリングワイパーの取り換えシートや拭き取りシートなどがその例です。
他にもふきんやウエスなどにも使用されています。
不織布は汚れを拭き取るのに向いており、表面も柔らかいので傷をつけにくく、拭き掃除にはもってこいです。
不織布の特徴を知れば、家庭の中でもうまく適材適所で使用することが出来ます。
長く使用したいもの、しっかり掃除するのに使用したいなら不織布以外のものを、使い捨てで使用したいもの、取り替えが必要なものには不織布のものを利用すれば便利なのかもしれませんね。
●関連記事
ラップの芯で手づくり掃除機ノズル&マツイ棒の作り方
にほんブログ村
http://
PR
COMMENT