ABC朝日放送で放送されている関西で人気の朝の番組「おはよう朝日です」。
この中で掃除のプロが教える掃除テクニックが紹介されていました。
もう来月には12月、大掃除の時期になってきました。
年末バタバタしないためにも今のうちから少しずつ始めておくと楽になるのですが・・ですが意外と間違った掃除をしている人多いようなんです。
正しい掃除方法を今回教えてくださったのは病院清掃30年のキャリアを持つ松本忠男さんです。
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【松本式正しい掃除方法】
<リビング>
家庭の掃除で特に注意が必要なのは「ホコリ」の存在です。
ホコリにウイルスやカビが合わさったものを、松本さんは「病原ホコリ」と呼んでいます。
これが体に入ると様々な不調を引き起こす原因の1つになるので、ホコリをいかに取り去るのかがポイントになります。
普段の掃除でやりがちだけれど、実はやってはいけないことがあります。
◎窓は閉めて掃除を!
窓を開けると空気を入れ替えられると言いますが、外からの風でホコリが拡散してしまいます。
掃除機をかけることで舞い上がったホコリが、外からの風で違うところへ飛んで行ってしまいます。
◎掃除機をかけるときは中央からスタートし、ホコリを隅に追いやる
人や掃除機が動くと必ず風が発生し、ホコリが横に散ります。
部屋の隅から掃除を始めると中央にホコリは集まっていきます。
そして中央のホコリを最後に掃除すると、ホコリはまた隅へ戻ってしまいます。
◎掃除機はゆっくり動かす 目安は「1秒間に20cm」
掃除機を素早くかける、ヘッドを早く動かすことでホコリは舞ってしまいます。
掃除機はゆっくりのスピードで動かし、ホコリが舞わないようにしましょう。
◎水切りワイパーを使う
100円ショップで購入できる水切りワイパーを使うとホコリ取りがより効果的になります。
水切りワイパーのゴム部分に5mm間隔でハサミで切り込みを入れます。
フローリングの床などにワイパーをかけてみるとホコリがゴム部分に集まります。
<キッチン>
食事を作る場所ですから衛生面は特に大切です。
ここのホコリが「油」とくっついた油汚れには病原体が繁殖する危険性があります。
◎油を分解する「重曹水」を使う
≪作り方≫
①500mlの水をお鍋で80度に温める。
②そこに重曹の粉を大さじ1杯加え混ぜる。
重曹は油を分解するアルカリ性です。
熱することで洗浄力が大幅にアップします。
③冷やしてからペットボトルに入れ、スプレーヘッドを付けると使いやすい。
スプレーボトルを利用してもいいですね。
汚れが気になるところにしっかりと吹きかけ、1分程度待つと油が落ちやすくなります。
その後キッチンペーパーで油汚れをぬぐい取るように拭き取ります。
キッチンの床もホコリがたまりやすい場所です。
先ほどの「水切りワイパー」を使ってしっかりと取り除きましょう。
<トイレ>
トイレ掃除はまず「壁」から行います。
トイレはホコリがすごく多い所なので、壁にもホコリはついています。
トイレ掃除の前には衛生面に気をつけ、
手袋を着用しましょう。
使い捨てが便利です。
①トイレ用の水切りワイパーを準備し、壁のホコリを除去する。
上から下へ一方向に動かします。
②同じように床のホコリも取り除く。
③ポリ袋をトイレブラシにかぶせる。
ブラシと便器が直接触れないため、ブラシを清潔な状態で保てます。
使ってみても特に違和感は感じないそうです。
④掃除終了後にポリ袋を裏返し、手袋と一緒に捨てる。
こうするととても衛生的です。
これを見て、今まで当たり前にやっていたことが実は間違っていたなんてことがありました。
とくに松本さんの掃除方法は健康面につながる掃除方法です。
ホコリに気を付けるということですが、ホコリはすぐにたまりますよね。
水切りワイパーなら手に取りやすいところにフックがけしておいて、ホコリが気になったらサッと取って使えるようにしておきたいです。
床や壁だけでなく、テーブルや家具などの上の掃除にも役立ちそうです。
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