NHKの朝の人気番組「あさイチ」。
今回は副島さんのコーナー「クイズとくもり」では、「ほこりの新常識」が紹介されていました。
ベッドの下やタンスの上、テレビの周りなどほうっておいたらすぐにホコリで真っ白になってしまいます。
空気が乾燥している秋から冬にかけてのこの時期は、目に見えないホコリが舞いやすいのだそうです。
<ほこりをためない掃除機の正しいかけ方>
教えてくださるのは健康になる掃除術の達人、松本忠男さんです。
先日別番組で華丸大吉さんと共演していました。
こちらです→
ヒルナンデス「健康になるための驚きの掃除術」カーペット・フローリング・トイレ
↓ 本も大人気だそうです!
◎窓を開けるのは掃除の後
窓から入ってきた風によって、床に落ちていたほこりが舞い上がってしまい、本来吸い取れるはずだったホコリを吸い取ることができなくなってしまいます。
◎掃除機は1秒間に20cm程度のスピードでかける
ヘッドを押すときだけでなく引くときもゆっくり動かしましょう。
引く時の方がカーペットの毛も起きて奥のホコリも吸いやすくなるそうです。
◎隅のほこりは「水切りワイパー」を使う
どうしても部屋の隅のほこりは掃除機で吸い切れないことがあります。
そんなときには水切りワイパーを使いましょう。
水切りワイパーは100円ショップでも購入できます。
①ワイパーの先端にハサミで5mm間隔で切り込みを入れる。
隅の部分にワイパーの先端を当て、引いてホコリを集めていきます。
切り込みにホコリがからめ取られるのでたくさん集まります。
くっついたワイパーのホコリは拭き取って水洗いしましょう。
◎掃除機をかけるオススメの時間は「朝起きてすぐ」
寝ている間にホコリは床にたまっているので、みんなが動き出して舞ってしまう前に掃除をしておくと良いそうです。
<ほこりたち取っても拭いてもなぜたまる>
◎換気がうまくいってない
換気がうまくいっていれば、空気の流れにのってホコリはうまく外へ出ていきます。
番組内に登場されていたお家は浴室の排気口のフィルターが汚れていることで、お家の中にホコリがたまりやすくなっていたそうです。
24時間換気システムが作動しており、浴室が家の中の空気の排気場所になっていました。
◎排気口の掃除方法
①排気口の表面を拭く。
②フィルターを取り出し、掃除機のブラシノズルなどを使ってホコリを取り除く。
◎給気口の掃除方法
①フィルターを取り外し水洗いする。
24時間換気システムは2003年以降に建てられた住宅には必ず設置するように決められているそうです。
多くは浴室についていますが、一戸建ての場合はトイレやキッチン、廊下などについていることもあるので、確認してください。
◎24時間換気システムなんてついていない!
そんな方は、お家の窓を2か所開けて、空気の入り口出口を作りましょう。
窓が1か所にしかないという方は、窓を開けて、キッチンの換気扇を回すようにすると良いでしょう。
こうなってくると網戸や換気扇の掃除が大切になってきます。
どうしても換気しづらい部屋がある場合は、空気清浄機を活用すると良いそうです。
<面倒なほこりはこの方法で解決>
◎テレビ周り
テレビの上や裏、その周りは静電気によってホコリが吸い寄せられたまりやすくなっています。
そんな場所におすすめなのが100円ショップでも売っている「静電気ほこりとり」です。
化学繊維でできており静電気を帯びているので、その静電気でほこりを引き寄せます。
掃除機が入れない場所やコードがたくさん集まっているような場所の掃除もやりやすいです。
使い方としては、
ホコリが舞い上がらないように静かに一方向に動かしましょう。
ほこりとりについたホコリがある程度貯まると、ほこりとりから下に落ちてしまうことがあります。
それを防ぐために使うのが「空のペットボトル」です。
①500mlのペットボトルに5cm✖10cmくらいの四角い穴を開ける。
はたきカバーになります。
②その中にほこりとりを差し込み、穴から毛を出す。
③埃を取ったらほこりとりを回して、きれいな毛を穴から出すようにする。
ホコリのついた面はペットボトル内に収納されるので、ホコリを落とす事はありません。
↓ こういったシートを取り換えるタイプもあります
◎浴室
浴室の扉など、水あかとホコリが重なりあって頑固な汚れとなり落とすことができなくってしまうことがあります。
そんなに汚れ落としに役立つのが「クエン酸」です。
①スプレーボトルに水500mlとクエン酸大さじ3杯を入れよく混ぜる。
②汚れの部分にたっぷりスプレーをする。
③その上からキッチンペーパーをはってパック状態にし、3分程度放置する。
④はがしたキッチンペーパーで拭きながら汚れを落としていく。
クエン酸はアルカリ性の水あかをやわらかくする性質があります。
<ほこり予防!?魔法のぞうきんがスゴイ!>
華丸大吉さんの後輩だったという、お掃除プリンス石ちゃんこと石田龍二さんが登場です!
↓ 本も出されています
石ちゃんオススメの「魔法のぞうきん」で乾拭きをすると、拭いた場所はホコリがつきにくくなります。
◎魔法のぞうきんの作り方
①ぞうきんを洗濯機で柔軟剤を指定の分量を入れて洗う。
②しっかりと乾かす。
濡れた状態だと湿気でかえってホコリがくっついてしまうことがあります。
化学物質過敏症の方、においに敏感な方は使用を控えてください。
柔軟剤には陽イオン界面活性剤が入っており、それが拭いた場所に膜を作り静電気を抑えます。
そして静電気を抑えたことでホコリが寄ってきにくくなりました。
<ほこりのアレルギー対策 まずはこれから>
ハウスダストアレルギーの原因のほとんどはダニの死がいやフンだと言われています。
これらがホコリの中に潜んでいるのです。
家の中で1番ダニが多い場所は寝室、布団です。
◎布団のダニ対策として1つだけやるとしたら
それは「掃除機」です!
天日干しも布団乾燥機もダニ対策に有効だったりするのですが、ダニの死がいやフンはそのままの状態になってしまいます。
掃除機なら布団の表面についたダニの死がいやフンを除去することができるので、アレルギー症状を出にくくすることができます。
①市販の布団用ノズルを取り付ける。
↓ これを使っていましたね
②ノズルを布団に密着させ、ゆっくり動かして両面裏表にかける。
これだけでOKなんです!
実際に掃除機をかける前とかけた後のダニテストで、数がおよそ10分の1に減っていることがわかりました。
これを
週に1回行うことで充分効果が得られるそうです。
布団カバーやベッドパッド、シーツは洗濯機で洗うことで、ダニの死がいやフンはほとんど除去できます。
最低2週間に1回は洗いましょう。
◎しっかりとダニ対策を行うなら
①布団乾燥機
熱でダニを退治、死滅します。
②掃除機
死骸とフンを除去します。
近頃ではコインランドリーで布団を洗えたり、乾燥機を使うことができるので、これらを利用するのも良いでしょう。
◎ダニ対策を行いたい場所
布製のソファー、クッション、ぬいぐるみ、敷き物など
洗濯できるものは行い、掃除機をかけたりもしてダニ対策を行いましょう。
秋から冬にかけて寒くなってくるので窓を開ける回数も減り、部屋は密閉されやすくなります。
空気も乾燥しているのでホコリは舞いやすく、その中にダニの死がいやフンも混じっているので、それを吸い込みやすくなっているのです。
改めて掃除機をかけることって大切だなと思いました。
アレルギー対策としてもちゃんと行っていきたいですね。
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