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セスキ炭酸ソーダとプリン状せっけんで油汚れもスッキリ
今日の「あさイチ」は年末スペシャル!
大掃除に活躍する便利な洗剤とお掃除方法を紹介していました。
掃除法と一緒に紹介されていた
片付け術はこちら
セスキ炭酸ソーダもプリン状せっけんもアルカリ性のものですので、油汚れに大変強いです。
こんなものの掃除に活躍します。
- 油汚れ・・・ガスレンジ、換気扇
- 皮脂・手あか・・・壁紙、スイッチまわり、プラスチック製品、蛇口
- たんぱく質汚れ・・・食べこぼし、血液
この2つでも充分すごいのですが、セスキ炭酸ソーダよりも10倍の威力を持ち、除菌力、漂白力を併せ持ったものがあります。
それが
「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」です。
洗濯槽のカビ取り
お湯(40~50度)10L:過炭酸ナトリウム 100g
①お湯と過炭酸ナトリウムを混ぜる。
②20分ほど「洗い」で洗濯機をまわす。
すると洗濯槽のカビや汚れが浮いてきます。
③編みやボウルで浮いてきた汚れをすくい取る。
④すすぐ。
月に1回程やれば効果的です。
過炭酸ナトリウムは除菌効果があるのでカビに強いのです。
過炭酸ナトリウムはお湯と混ぜた途端から反応が始まるので、出来るだけ早く使うことが大切になります。
ですがプリン状せっけんのようにゲル状ではないので、液だれしてしまうのが難点です。
液だれしてしまうとせっかくの効果も薄まってしまいます。
過炭酸ナトリウムの効果を発揮するために、汚れの部分にとどまらせるにはどうすればよいのでしょう。
それを解決するのがアルカリ性の強い園芸用の
「消石灰」です。
過炭酸ナトリウムに消石灰を混ぜることでペースト状になります。
過炭酸ペーストの作り方
消石灰・・・大さじ1
お湯(40~50度)・・・大さじ2
過炭酸ナトリウム・・・大さじ4
消石灰にお湯を入れてよく混ぜ、そのあとに過炭酸ナトリウムを加えます。
(粉の吸い込みが気になる方はマスクを着用)
すると酸素による発泡が起こります。
この酸素により汚れを落とします。
これを使って
お風呂場のしつこい黒かびを取りましょう。
コンクリート製の壁についた黒かびです。
①カビの部分にへらなどを使って過炭酸ペーストを塗る。
ちょっと厚めに塗っておく。
酸素が出る時間が短いので
作って15分以内で塗り終えるようにしましょう。
②塗ったら40分程そのままにしておく。
過炭酸ペーストは乾いてしまったら効果がなくなってしまうので、ラップをかぶせるか、ときどきセスキ水を吹き付けるかして、乾かないようにすることが必要です。
セスキ水の作り方
③シャワーの水をかけながら、固まった過炭酸ペーストをブラシでこすり落とす。
これで黒カビにまみれていた壁がもとの白さを取り戻しました。
他にも、
お風呂のフタやタイルの目地、お風呂のいす、まな板でも同じようにしてペースト力をいかしてカビを取ることが出来ます。
番組内で
まな板の黒かびをリアルタイムで取っていました。
まな板の黒かびは本当に頑固で過炭酸ペーストを塗っていたところにも、まだ薄く残っていました。
これは何度となく繰り返し行っていくうちにだんだんと取れていくそうです。
ですが、まな板についた包丁の跡に入り込んだものは取れないそうです。
まな板は食べ物を扱うものなので、その後使うのがちょっと心配ということもありますよね。
洗剤を研究している専門家によると、白く残った消石灰はカルシウムなので口に入っても大丈夫という事でした。
注意
過炭酸ナトリウムはアルカリ性がセスキ炭酸ソーダ以上に強いので、ゴーグルなどによる目の保護、手袋着用による肌の保護を行いましょう。
園芸用の消石灰も製品の注意書きを読んで従いましょう。
過炭酸ナトリウムや消石灰はホームセンターなどで購入することができます。
この消石灰を使った方法はスーパー主婦さん曰く、まだ実験段階だそうです。
過炭酸ナトリウムをペースト状にするために使ったものなので、まだほかにも過炭酸ナトリウムをペースト状にする良い方法があるかもしれません。
※過炭酸ペーストが効きにくい場所もあるそうです。
浴室など水周りのゴムパッキン
→ゴムパッキンはシリコン系なので、汚れをこすっても一緒に動いてしまうので汚れが取れにくいそうです。
氷やドライアイスを袋に入れて固まらせてから、こそげ取ると良いそうですよ。
そんな汚れを付けない為に、普段からこまめに水分を拭き取ることが大切です。
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クエン酸で水あか、尿石掃除
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