今日の「あさイチ」は「やっぱり使いよう!ハサミ徹底活用術」でした。
その中で、切れなくなったハサミの切れ味を復活させる方法をやっていたのでここでも紹介しますね。
ハサミが切れなくなる原因のほとんどがベタベタした粘着質だったりします。
◎切れ味復活その1 ベタベタ解消
用意するもの
除光液
コットンペーパー
プラスチックのカード
①除光液をコットンペーパーに染み込ませる。
②ハサミの刃を拭き取る。
除光液が乾く前にすばやく拭く。
③それでも取れない古くなったこびりつきにはカードでこそげ落とす。
◎切れ味復活その2 刃のなまり解消
アンケートで多かった切れ味を復活させる方法「アルミホイルを切る」方法と、「茶碗の底で研ぐ」方法を化学的に実験してみました。
アルミホイルを切る
茶碗の底で研ぐ
なんと’’引き分け’’です!
両方とも特に効果はみられませんでした。
ではハサミの切れ味の決め手とは・・
それは2枚の刃をくっつけている部分の「かしめ」のしまり具合と刃の微妙な合わさり具合だということです。
刃物工場で働く方がオススメの1番のハサミ切れ味復活方法は、
「最寄りの刃物屋さん等に直しを依頼する」
ということでした。
自分では直せないという事なんでしょうか。
ハサミは見た目以上にデリケートな道具だという事ですね。
わくわくさんオススメ ハサミお手入れ方法
①毎日使う
②使った後は引き出しにしまう
わくわくさん愛用のハサミは20年間研ぎに出したり、かしめを調節したりしたことがないそうです。
ちゃんと引き出しにしまうことで、下に落としたりしてかしめを緩ませたりしないようにします。
達人オススメ ハサミお手入れ方法
●シリコンスプレー(潤滑剤)でキレイな刃を保つ
●定期的に刃の間に油(ミシン用油)をさす
①かしめの部分に油を1滴垂らす。
②2,3回刃を動かして、油をなじませる。
③余分な油をティッシュペーパーやガーゼなどで拭き取る。
④油を拭き取ったティッシュで軽く刃の方も拭き取る。
自転車のオイルは粘度が高いので、こびりついてしまうことがあります。
ミシン油のようなサラサラした油を使うのが好ましいです。
ハサミは普段の生活で必需品といわれる身近なアイテムです。
大切に使えば何十年と使えます。
実は私も30年くらい使っているハサミがあったりします。
この調子で長く長く使っていきたいですね。
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