NHKの朝の人気番組「あさイチ」。
今回は「鉄鍋の使いこなし方」が紹介されていました。
鉄鍋、これを使って調理をすることで鉄分をプラスして取り入れることもでき、使い方によっては何十年も使い続けることができるメリットの多い調理器具です。
ですが重さやお手入れ方法などが不安で、なかなか購入まで至らないという人も多いかもしれません。
今回はそんな不安を取り除いてくれるような方法をいろいろ紹介していたので、こちらでも紹介します。
<鉄鍋の洗い方>
鉄製のフライパンを洗っていました。
①調理後、すぐにタワシを使ってお湯でこすり洗いをする。
時間がたつほど汚れはこびりついてしまいます。
調理したものを食べる前にまず1分、これをやっておきましょう。
洗剤は不要です。
油分を落としすぎると焦げ付きの原因になってしまいます。
②水分を拭き取る。
洗い終わったらできるだけ早く水分を拭き取ります。
③木綿の布に食用油をつけ、鉄鍋の内側と外側をサッと拭いて被膜作りをする。
一般的には油を塗った方が、油がしみて、なじんで使いやすくなります。
油を塗ることでこびりつきにくく、錆び防止にもなります。
食用油は小さじ1です。
油の塗り具合はうっすらでよく、ツヤが出ればOKです。
触ってべとべとするのは塗りすぎです。
油を塗ったあとコンロで加熱する必要はありません。
洗ったあと火にかけてはいけないわけはないですが、ある程度使いこんでくるとそこまでやらなくても大丈夫になってくるそうです。
臭いが強いものを調理した際は、スポンジに洗剤をつけて洗っても構いません。
<新品の鉄鍋を使い始める前に>
①油を塗って空焼きを2回行う。
油が焼き付いて被膜ができます。
②くず野菜を炒め、鉄臭さを取る。
使いはじめる前には取扱説明書をよく読んでおきましょう。
すでに油が塗ってあるものもあるそうです。
鉄鍋は使いこんで行くほど黒くなり、味が出て成長していきます。
育てていく楽しみがある調理道具なんです。
<さびた鉄鍋の復活法>
久しぶりに鉄鍋を使おうと取り出したら、赤茶けたサビがついていてビックリ!なんてことあると思います。
錆びたから、もう使わない、捨ててしまったなんて人もいるかもしれませんが、錆びは簡単に落とすことができます。
①鍋を水で濡らし、金属タワシ(スチールウール、銅のものでOK)で力を入れてこすりサビを削る。
こすると地金が見えてくるかもしれませんが大丈夫です。
②鉄鍋にたっぷりめの植物油を垂らし、木綿の布で全体に塗り広げる。
スキレットのサイズで植物油大さじ1杯です。
③強火で加熱する。
④全体から白い煙が立ち上ってきたら、鉄鍋を動かして残った油を焼き付ける。
⑤油がほぼなくなったら火を消す。
この作業を2回繰り返します。
このあと、料理をするたびにきちんとお手入れをするとさらに黒くなっていき、地金は見えなくなっていきます。
もやがかったように白っぽくなった鉄鍋もこれと同じ方法で復活させることができます。
これはサビではなく、黒い被膜がとれて地金が出てきているような状態だそうです。
焼き付けを行う際は「カセットコンロ」を使うことをオススメします。
近年のIHヒーターやガスコンロは安全センサーが付いており、空焼きをすると火を消してしまったり、火力を弱めたりすることがあります。
するとうまく空焼きができないので、カセットコンロを使った方がうまく行うことができます。
私はこうやってちゃんと鉄鍋について知ったのは初めてだったかもしれません。
以前よりも身近なモノに思えました。
使ってみようかな。
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