NHKの朝の人気番組「あさイチ」。
今日は大人気コーナー「キッチングッズ向上委員会」、テーマは「ふきん」です。
ふきんはキッチン周りの掃除には必需品ともいえる存在です。
100均のふきんや使い捨てのペーパータイプのふきん、何千円もする高級なふきんなどいろいろあります。
【”ふきん”使い勝手向上委員会】
<ふきんの吸水力>
液体をこぼしたテーブルをふきんで拭いたら、全然水を吸い取らなかったなんてことありませんか。
素材別で吸水性を調べてみました。
ナイロン、麻、綿、レーヨン、この中で1番吸水性が高いのは「レーヨン」でした。
レーヨンとは、赤ちゃんのお尻拭きにも使われている肌にやさしい素材で、原料はパルプという木材から作られています。
素材によってそれぞれ良いところがあります。
「綿(コットン)」・・耐久性バツグン、値段もお手頃
「麻(リネン)」・・乾きやすい、食器拭き、乾拭きなどにオススメ
他にもいろんな素材のフキンが発売されています。
<マイクロファイバークロス>
髪の毛の100分の1という繊維の細さで、超極細繊維とも呼ばれています。
◎得意技
①汚れの拭き取り
水垢やこびりついた汚れを拭き取るのに便利です。
②磨き上げ
グラスの水滴を拭き取るのに最適です。
マイクロファイバーのフキンを触ると何だか手に引っかかるように感じたことはありませんか。
これは繊維が手に引っかかっているからなんだそうです。
別に手が乾燥してからというわけではありません。
<セルロースクロス>
スポンジなどに使う素材を薄く伸ばして作ってあります。
◎得意技
①好きな大きさにカット
切ってもほつれたりしません。
②吸水量が多い
自分の重さの10倍の水を吸い取ることができます。
<拭き方の美学>
君島十和子さんにふきんの美学を教わります。
①ぬれたふきんと乾いたふきんを用意し、両手持ちします。
拭き跡を残したくない十和子さんです。
②ぬれたふきんであらかたの汚れを取る。
③ぬれたふきんがまだ濡れているうちに、乾いたふきんで拭く。
<洗い方の美学>
十和子さんがふきんを洗うのに使っているのは「固形石けん」です。
(おそらく色からしてウタマロ石けんだと思われます)
固形石けんをふきんに塗りつけて、もみ洗いをします。
もう固形石けんでこすったくらいではキレイにはならない、というフキンをお持ちの方にはこちらです。
洗濯のカリスマ、赤星たみこさんにふきんのシミを100%落とす方法を教えてもらいます。
しょうゆ、ウスターソース、ケチャップのシミをつけて一晩置いたものを赤星さんにきれいにしてもらいます。
①洗いおけの中でシミのついたふきんをもみ洗いする。
洗いおけにたまっている水がこれ以上汚れないくらいまでしっかりともみ洗いをします。
ただ軽くもみ洗いするくらいでは、臭いまで落とせません。
②もみ洗いで落ちない汚れは「煮洗い」をする。
洗濯板が画面にうつっていたので、赤星さんは洗濯板でもゴシゴシされたようです。
ウスターソースのシミが薄くまだ残っていました。
<煮洗いの方法>
①水を入れたお鍋にふきん、粉石けん、酸素系漂白剤を入れる。
赤星さんはステンレスの洗いおけをそのまま鍋代わりに火にかけるそうです。
②沸騰するまで、弱火でくつくつ煮ていく。
温度を上げることで、石けんや漂白剤の洗浄力を引き出します。
③煮立たせたらすぐに火を止め、約1時間そのまま放置する。
特に汚れがひどい場合は、汚れている部分に漂白剤を振りかける。
※化学繊維のふきんは熱に弱いので煮洗いはやめておきましょう。
これでふきんは真っ白になりました!
漂白剤には「塩素系漂白剤」もありますが、これを使うと色柄が落ちてしまったり、素材を傷めてしまうことがあるので、使う際はふきんの説明書きを確認してみてください。
煮沸消毒の代わりに、洗ってよく絞ったふきんを電子レンジでチンする方法もあるそうです。
マイクロファイバーフキンは熱に弱いので、煮洗いはできません。
もし気になる汚れがついてしまったら、モノによりますが「スプレータイプの漂白剤」を吹きかけて置いておくとシミが落ちます。
なんにせよ、汚れがついたらすぐによく洗うことが大切だそうです!
最近人気のふきんは「花ふきん」だそうです。
木綿のさらし布に色とりどりの糸を使って刺しゅうをしたふきんです。
かわいくておしゃれなので、ふきん以外でも使えそうです。
プレゼントにも素敵だと思いました!私も欲しい!
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